美和のアート研究室

「好き」で満たされた毎日を。

幸せのおすそわけ。

こんにちは、美和です。

 

昨日は、いとこの結婚式でした!(∩´∀`)∩

たぶん6月だし、大安だったので全国的にも結婚式がたくさん行われてたんじゃないでしょうか。

 

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結婚式が行われた晴天の橿原神宮

 

普段は入れない神前での結婚式は、巫女さんの舞も雅楽の音色もすべてが厳かでした。

改めて神前の結婚式って素敵だなーと思いました。

 

披露宴も結婚式でも、人のご縁とか家どうしのご縁って不思議だなぁと感じたなぁ…

新郎さんは九州出身で、新婦さんは京都出身。その二人がまた全然違う関東の土地で出会って、そしていろんな場所でいろいろに生きてるそれぞれの親族が昨日顔を合わせて新しい仲間ができたみたいな(笑)そんな気持ちになりました。

 

 

幸せをおすそわけしてもらったような楽しい1日でした(*´▽`*) 

昨日の気持ちを忘れたくないなーと思って、短めですが記事にしました。

 

おしまい

 

神々しい作品との出会い【感想】「ルドンー秘密の花園」展@三菱一号館美術館

こんにちは、美和です。

 

この間、仕事でもない遊びでもない用事で仙台へ二泊三日行ってきました!

 

はじめての仙台でしたが、その前に東京で一泊したときに、「名作誕生ーつながる日本美術」展@東京国立博物館と「ルドンー秘密の花園」展@三菱一号館美術館を観てきました(*´▽`*)ワッホイ

 「ルドンー秘密の花園」展

2018年5月20日でこの展覧会は終了してしまいましたが、心に残る展覧会だったのでブログに書いておこうと思います。

美術館がステキ!

 三菱一号館美術館は、東京駅から歩いていけるレンガ造りのすごくおしゃれな美術館です( *´艸`)

 

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出典:http://bb-building.net/tokyo/deta/205.html

この美術館の中庭を見たとき、ぱっと見て以前放送されていたドラマ「人は見た目が100%」で見たことがある!と思いました。

 

ググるとやはりロケ地だったようです。

 

わたしは、ドラマはサスペンス系が好きで、「人は見た目が100%」のような恋愛モノ(?)は見ないのですが、ちょうどバイトを終えて帰ってきた時間帯に放送していたのと、内容が軽くて気楽に見てられる(笑)ので、なぜか毎週見てました。

 

ちなみに父親も横で毎週ガン見してました。たぶん主演の桐谷美玲さんが美しくて見とれてたんだと思います(笑)

 

だいぶどうでもいい話です汗

音声ガイドを聞いてみた

いつもは、あまり音声ガイドを使わないんですが、今回は石丸幹二さんが音声を担当されてたので、聞いてみました!(∩´∀`)∩

…のですが、音声ガイドの機器が結構古めだったのか、石丸さんの美声がクリアな音質では聞けませんでした(笑)ちょっと残念

 

ここでまたどうでもいい話なのですが、音声ガイドの案内をしてくれた担当のスタッフさんが、女性なのか男性なのかよくわからなくてすっごくドキドキしました(おいおい(たぶん見た目は女性な感じで身体的には男性な感じだと思います。たぶんです。たぶん)。声がステキで不思議な魅力をまとった人でした。

おかげで、展示の最初の方はドキドキの余韻で集中できませんでした(笑)

グラン・ブーケ

この展覧会で一番注目の作品「グラン・ブーケ」。

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(↑写真は実物ではなくパネルです)

「グラン・ブーケ」は、これを観ただけでも来てよかったなと思わせる作品でした。青を基調としたすごく神々しい絵でした。他の人もみんな目を奪われて立ち尽くしている人が多かったです。

 

花瓶と花を描いてるのですが、けっこう大きなサイズで、お金持ちの男爵(名前忘れた…)の食堂に飾られた作品のひとつだそうです。

 

ほんとに、「あぁ観に来てよかった」と思える絵で、感動しました。こういう作品に出会えると本当に嬉しいですね( *´艸`)

 

おわりに

三菱一号館美術館は、展覧会の会期の最終週の平日は夜9時まで開館しています♪わたしも夕方6時以降に訪問しました。ちょっと遅くまでやってくれるのって嬉しいですよね(*´ω`)

ほかにも割引がけっこう豊富なので行く前はHPをチェックしてから行くといいと思います!

mimt.jp

しかも、高層ビル群のなかの赤レンガの建物は外観もかわいいし、中もキレイでうきうきしながら展示を楽しめるのも素敵ポイントでした★★★☆

 

 

次は、仙台の話でも書こうと思いますー♪

おしまい

かわいい女の子が好き。

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「かわいい女の子が好き。」

 

なんだか怖いタイトルになりましたね。笑

 

こんにちは、順調にブログの更新が滞っている美和です。

 

でも、「かわいい女の子」って、嫌いな人いないんじゃないかな。(どういうのを「かわいい」と思うかは個人で変わるのでそれは横においといて) 

 

わたしみたいな普通の女性でも、かわいい女の子は好きだし、たぶんおばちゃんになっても変わらんと思う。男の人でもそうだと思うし(女が無理って人はいるかもしれませんが)、おじさんもきっと好き。笑

 

わたしなんか、街なかでかっこいい男性よりもかわいい女の子に目がいっちゃいますからね。(こわいこわい(;・∀・)) かわいい女の子はガン見です。笑

 

 

んで、こっからが本題。(;´∀`)汗

「かわいい女の子」っていうと、わたしが一番に思い浮かべるのが、中原淳一さんの描いた女の子。↓ipodの下の手帳の表紙の絵がそれ。

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めちゃくちゃかわいくないですか??(●´ω`●)♡

なぜか昔から中原淳一さんの絵が好きなんです。

 

美輪明宏のおしゃれ大図鑑

美輪明宏のおしゃれ大図鑑

 

 わたしが、中原淳一さんの女の子と出会ったのがこの本。なぜか家に転がっていたのを小さいときに見つけて読みました。本の中で、美輪明宏さんがたくさんの「かわいい」を紹介してるんですけど、そのひとつに中原淳一さんの絵があったんです。  

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 中原淳一さん(1913~1983)というのは、香川県生まれで、日本美術学校で学んだあと、雑誌『少女の友』でデビューし、一世を風靡する人気画家となります。第二次世界大戦後、敗戦の混乱と貧困のなかで女性がどのように生きるかを考え、ファッションからインテリアまで扱う『それいゆ』や『ひまわり』などの女性誌を創刊して大ヒット。イラストレーター、ファッションデザイナーなどとして多彩に活躍したそうです。

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デザイナーなだけあって、女の子の着てる服がかわいい(*´ω`) 現代の人間から見てもこんな服着たい!と思わせるような、そんな魅力があります。

 

 

この本自体もステキなんですよ。美輪明宏さんの説得力ありまくりの言葉が胸にぐいぐい突き刺さります。少し紹介してみますね。

世の中の人はみな、

人生という舞台の上で、自分の役柄を演じているのです。

そしてあなたの役柄は、

ほかでもない、あなた自身が選び取ったもの。

あなたが着ている服は、あなたが選んだ衣装。

あなたが話す言葉は、あなたの台詞。

あなたのしぐさは、そのままあなたのキャラクターを表すもの。

下品な服を着て、汚い言葉を使い、不機嫌な顔をしている人は、決して主役にはなれません。自分が脇役にすぎない人間だということを、世間にアピールしているようなものです。 

 おお、説得力ありすぎてなんも言えねぇっす。

 

もういっちょ!

「おしゃれ」とは、単にうわべを取りつくろうことではなく、美しく装うことで、よりよい自分と出会うこと。美しいモノに接することで、自分の内面を育てることです。

 は、ははぁ(/・ω・)/ 美輪さんにかしづくしかないです。

 

中原淳一さんのグッズがほしい!という方は↓このHPを見てみてください( *´艸`)見てるだけでキュンキュンします♡

中原淳一ホームページ

 

 

そしてもうひとつ、わたしが大好きな女の子がいます。

それはやっぱり中村佑介さんの女の子ですかねー(*´▽`*)♡

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 この春から、神戸という土地にご縁ができまして、よく行くようになったんですが、なんと阪急電鉄中村佑介さんがコラボしているのですよ!!(もう終わったかも)

www.hankyu.co.jp

ステキ!!

とかいいながら、実際にはラッピングされた電車は見ずじまいに…(;´∀`)

 

中村佑介さんの絵を見つけたら、それが中村佑介さんの絵だと脳が認識する前に、目の網膜が絵の線を捉えた時点で胸キュンしちゃう( *´艸`) もはや網膜がキュンてなるくらいには好きです(*´з`)笑

 

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画集『Blue』と『きららちゃん』。どっちもかわいい女の子がてんこもりです(●´ω`●)特に『きららちゃん』はお気に入り♡毎日ページを開いてニマニマしてます(´艸`*)デヘヘ

 

 『きららちゃん』では、中村佑介さんの絵に合わせて、音楽活動してる方々が詩を書いています。絵と文のシンクロも楽しめます。

 きららちゃん

きららちゃん

 

 中村佑介さんの女の子の絵を見たとき、どんな気持ちになりますか?

わたしは、キュっと胸のあたりを少しつかまれたような感覚になります。

なんだろう…誰もがむかし経験したことがあるような、いわゆる「青春」の真っただ中の一瞬を切り取ったような絵だな、とわたしは思うのです。ただかわいくてキラキラしてるだけじゃなくて、切なさとかほろ苦い感じも後味で来る、みたいな。

 

「青春」て言われる時期って、本人は「今が青春だ!」なんてほとんど思ってなくて、

ただ笑って、悩んで、喜んで、怒って、トキメいて、泣いて、うきうきして、拗ねて、、良いのも悪いのも色んな感情とともに(ふりまわされて?)目の前の事に突っ走ったり立ち止まったり。その青春時代の感情も行動もすべてを包んであらわす言葉が、「生きてる」だと思うんですよね。ただただまっすぐにその時を「生きてる」。本人は脇道それてるつもりでも(笑)。

 

そんな感じの「青春」を生きる女の子を、中村佑介さんの絵にわたしは見るのです。

忘れかけたむかーしの誰でも持ってた感情を刺激してくるからこそ、中村佑介さんの絵は色んな人に人気があるのかなーなんて思います。

 

てへへ

 

今回は、好きなものをただただ好き!と言っただけの記事になりました(笑)

おしまい

 

中村佑介さんについての過去記事もどうぞ】 

s-emi.hatenablog.com

 

春日をとりまく信仰と美を堪能。【感想】「国宝 春日大社のすべて」@奈良国立博物館

こんにちは、美和です。

 

2018年春の注目の展覧会のひとつ、「創建1250年記念特別展 国宝 春日大社のすべて」が奈良国立博物館にて始まりました!

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2017年には、東京国立博物館でも「春日大社 千年の至宝」というタイトルで展覧会が行われました。

わたくしも東京行きましたよ、、かなり人多かったよ、、、(;´∀`) てか、春日大社の展覧会やのになんで東京やねん!奈良でやらんのかい!ヽ(`Д´)ノムキーッッ(美和は関西在住なので)とか思ってたので、奈良開催が実現して喜んでおります♡

 

春日大社のすべて」展

春日大社のすべて」というだけあって、ほんとに春日にまつわる美のあらゆるものが展示されています。

 

春日大社への信仰が、こんなにも豊かに芸術として作品を生みだしたんだなーとしみじみ感じました。ま、当時は芸術としてよりも、信仰心や祈りの気持ちを表出したものだったんだろうと思いますが。

 

この展覧会は、ひとことで言うと…「飽きない!」です。繊細な美に吸い込まれるように見入ってしまいました。春日への祈りが美に昇華されるさまを堪能できます。

 

工芸の美

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国宝《金地螺鈿毛抜形太刀》春日大社

春日大社の本殿に神宝として納められていたもの。平安時代12世紀に制作。

鞘には、竹林で雀をつかまえる猫を螺鈿の技法で表しています。これがまた細かい技術なんですよ。猫も雀もかわいいし。じっくり見ることをおすすめします。ずっと見てると、猫の毛並みまで表されていたり細かい美がいくつも発見できます(*^^)

 

これと並んで展示されているのが、同じ太刀を復元模造したもの。

なーんだ、模造品(レプリカ)か…と思ったそこのあなた!!あなどるなかれです。

平安時代の太刀は、制作された当初はこんなにきらびやかだったんだ!てびっくりします。この復元模造品も、21世紀の技術の粋を集めたものとして、これから受け継がれていくんだろうなーと思いました。

平安時代と現代のものを見比べられるのがいいですね。

 

あ、古代の美術工芸品では、この太刀みたいに猫をモチーフにするのは珍しいみたいですよ。

 

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国宝《赤糸威大鎧》春日大社

 続いては、甲冑であるぞ(・∀・)

 ↑これは、13世紀~14世紀に制作されたもの。春日大社の宝庫に伝来した甲冑です('ω')

注目は、飾金具!「竹虎雀飾」と通称されており、雀は百羽近くいるみたいですが、1つとして同じものがないらしいですよ!(´゚д゚`)驚

そしてそして、上の写真でもよくわかるのが大袖にあしらわれた虎が意外にかわいらしい(*´ω`*) 他にも藤や桐、菊や鶯など季節感を表す飾金具があらわされています。

「武」の代表であるような甲冑に、文学的な香りのする飾り金具があしらわれているのがステキ。

 

ところで、春日大社に伝来した甲冑はすべて地元・奈良で造られたとみられています。中世の奈良は、なんと甲冑の一大生産地だったのです。意外!

春日大社への室町将軍家の参拝の折に興福寺が甲冑などを進上するのが恒例になっていたことや、この時期の興福寺武装化が要因になっているみたいです。

 

絵画の美

工芸のこれでもか!という技術を見せつけられたあとには、絵画のオンパレードが待っています。

これまた素敵なんですよ(●´ω`●)

 

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重要文化財《春日宮曼荼羅》南市町自治会蔵 (図録より複写)

春日曼荼羅といって、三笠山を中心に春日大社の本殿と若宮社が描かれ、参道に沿って二の鳥居や一の鳥居が描かれています。けっこう、実際の地理に忠実に描かれているんですよ。

春日という土地全体を聖なる空間として、美しく静謐に描きあげています。よーくみると鹿さんもところどころに小さく描かれています。神鹿ですからね。

 

 

お次は、その鹿をメインモチーフにした春日鹿曼荼羅

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《春日鹿曼荼羅奈良国立博物館蔵 (図録より複写)

神鹿が背負う(?)鏡には、春日大社の本殿四社と若宮社の合計五神が仏となった姿であらわされています。神々しい(*´ω`)

 

ほかにも、たーくさんの春日にまつわるものが展示されています。解説しきれません。じっくりと見てほしいです。かなり繊細で精緻な美であふれております。

 

おまけ

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左:東博の図録 右:奈良博の図録

東京国立博物館奈良国立博物館の図録を並べてみました。

 

うん。

 

特に意味はない。

 

 

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いちごみるくとクイニーアマン。これも本文とは関係ない。おいしかったよ。

 

おしまい

ブックマークにコメントをしてくださった方々へ。

こんにちは、美和です。

 

昨日の晩、冷や汗が出る事態が発生しました。

なんと、はじめてブックマークにコメントが残されていることを知ったのです……。

 

いや、実はうっすらコメント機能があることは記憶にあったんですけど、自分が使ったことなかったんですね。

わたしも、ブロガーさんたちの記事を読んで、「あ、これブックマークしよう♪」→ぽちってするんですけど、かなり機械的に無感情でやってる動作だったので(笑)コメントを残すという発想がそもそも無くて、ましてや自分の記事にコメントがされてるなんて思いもせず、、、、(;・∀・)ガビーン

 

気付いたのはこの記事↓ 

s-emi.hatenablog.com

おそれおおくもブックマークをしてくださった方がいて、通知が来てました。普段は、ブックマークの通知が来ると、「うわぁ♡ブックマークしてくれた人いるんや(*´▽`*)うれしい♡」って思って、クリックせず。(←そこクリックせぇやぁぁ!!と過去の自分に言いたい。)

 

でも、昨日はなぜかクリックしてみたんですよね。そしたら、、、、なんと、、、すんごいステキなコメントが残されていました♡♡( *° ¡¡ °*)・:∴ブハッ(鼻血)

 

自分の書いた文章に対してこんなふうに思ってくれた方がいるんやぁぁぁ(ノД`)・゜・。うれしいいい(*ノωノ)と思って、☆を乱打し小躍りしたのもつかの間、

 

いや、待てよ、と。

 

これまで少ないながらにブックマークしてもらってたなぁ、と。

 

ん?てことは……

 

と、おそるおそる過去記事のブックマークを見てみました。

 

 

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ

 

 

ブックマークしてくださったほとんどの方がコメントを残してくださっていました!!

 

ほんとに、コメントに気づかないとかどんだけ初心者なんや、っていうか初心者以前の問題やないか……ほんとバカだ、、。(T_T)

 

これまでにブックマークにコメントしてくださった方へ

本当にありがとうございます。めちゃくちゃうれしいです!!♡

かなりの時差を経てやっとわたしのもとにコメントのメッセージが届きましたよφ(*´▽`*)ノ(苦笑)

 

それぞれに返事したいくらいなんですけど、けっこう時間が経ってるのもあるし、ブログで取り上げるとIDコールなるものが届くそうで、びっくりする人も多いみたいなので、この場を借りてお礼申し上げます。

 

この記事をアップしたあと、コメントに☆を付けて回ろうと思っています。(余計迷惑か……?)

 

このブログとわたし

 このブログは見ての通り読者数も少ないです。でも、だからこそ好きなことを好きなように書いています。ほとんど自己満足みたいな感じで書いています。読者のこともほとんど考えていません(笑)。そして、これからも読者のことを考えないと思います。

 

だって、読み手のことを考え始めると、「自分」が死んでまうからです。たぶん、書くのがしんどくなると思うのです。

 

わたしは、しゃべるのが下手です。4人以上の会話になると話せなくなります。相槌係になります。声も小さいし、話すのもゆっくりなので、会話で自分の気持ちを伝えるのが苦手です。だから、自分というものをうまく出すことができないことが多いです。

 

わたしは、美術のことを偉そうに語っていますが、絵は下手です。歌もうまくない(これマジで)。わたしに与えられた表現方法のなかで、「文章を書く」ということは、わたしにとって特別なのです。ほかのことよりも昔から少し自信はあります。それに「書くこと」が好きです。

 

だから、わたしが自分を前面にだせる場所がこのブログです。ひとつひとつの記事は、いい感じに書けたものも、うまく書けなかったものも、途中でやる気なくしたものもあります。でも全部自分から生まれた子どものように大切で、全部キラキラしてます(笑)。このブログは、わたしの好きなことで埋め尽くされている宝箱みたいな感じです(表現が古くさい笑)。

 

なので、その記事にお星さまをつけてくれたり、ブックマークしてくれたり、そのうえコメントまでしてくれる方がいるのは本当にうれしいです。昨日、はじめてブコメを読んで、ひとりで書いてると思ってたけど、そうじゃないんだって思いました。ほんとに短くてもコメント嬉しかったです。ありがとう(●´ω`●)♡♡

 

読んでくれたみんなに白玉抹茶あずきのフレンチトーストをあげる♡笑

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 おしまい

憧れの人は、未来の自分を映してる。

こんにちは、美和です。

 

昨日、所属する大学院のゼミの先生に会ってきました。

 

いろいろ事情があって定年前に退職される先生、そしてわたしも数日前にこの大学院を卒業し、どちらもこの3月に大学院を去ります。

本であふれていた先生の研究室もすっかり片づけられ、殺風景ななかで先生と2時間くらい、もうこれからはほとんど会えなくなるので、ゆっくりお話しできました。

 

わたしは、この先生に心の底から憧れています。(もちろん恋愛の意味ではなく)

憧れて憧れて辛いくらいに憧れてます。

 

大学1年のときに、先生が書いた本をたまたま読み、文章の上手さ、研究内容のすごさに衝撃を受けて、そしてもちろん美術史という学問の魅力に惹き付けられて、わたしもその分野に足を踏み入れました。

 

その本を読んだ時の衝撃はすごかったです。「わたしのやりたいことコレやん!!」って心のなかで叫びました。

 

そして、大学を卒業し、憧れの先生のいる現在の大学院に入学しました。

 

先生を実際に近くで感じてみて、ますます憧れましたよね。憧れが苦しみに変わるくらいに(笑)。先生の講義を聞いては、溢れる才能に打ちのめされ、ゼミで話しては、広すぎる見識に打ちのめされ、なぜか勝手にわたしのこころがささくれました(笑)。

 

でも、先生みたいにすごい人になりたいって思って、たくさん真似しました。展覧会に通いまくるとか行動面も思考面も。でも、どうやったって先生にはかなわない。自分は自分以外にはなれないし、なにしろそんな頑張り方は、すっごく疲れました。だんだんと楽しくできなくなっていきました。

 

憧れる気持ちが強すぎて、苦しくなったんです。自分のできなさが浮き彫りになったんですよね(笑)。憧れからの行動はもれなく自己否定がついてくるので。ほんとに先生に勝てることといったら、その先生のことを憧れまくってることぐらいですね(←ここまでくるとうざい(笑))

 

だから、憧れからの行動をやめました。先生がこうしてるからわたしもこうしようっていうのをやめました。だって、疲れるから。

 

展覧会に行くのも半分義務みたいになっていましたが、自分が絶対これは行きたい!って思うものだけにしました。そして、自分が楽しいって思うことをすることに集中しました。いいなぁと思った歌手のライブに行くとか、その歌手の動画を見まくりのCDを買いの、好きな本を読みまくりブログを書き…をしました。

 

そうこうして、心はだいぶ軽くなりました。自己否定が減りましたから。

んで、からの昨日の先生とのおしゃべり。

 

やっぱり打ちのめされたよね。笑

 

 

でも、やっぱりこの先生好きやなぁって思ったよね。(※恋愛でなく(笑))

 

 

わたしは、先生に対して「尊敬」よりも「憧れ」とか「好き」っていう言葉の方がしっくりきます。なんでかっていうと、先生は世間の常識からいうとちょっとずれてるから。笑 突出してすごい部分もあれば全然すごくない部分もあります。子供みたいな大人です(失礼)。

 

でもその分、先生自身の好きなことに対する気持ちは半端ないです。極め方も半端ない。それが先生の才能を生みだしてるとわたしは勝手に思っています。

 

昨日もそれを見せつけられましたよ。相変わらずかなわないですよ。

 

でも、わたしの受け止め方はすこし変わりました。

 

今までは、「すごいなー」→「わたしにはできない」「わたしはだめだ」って思ってた。

でも昨日は、「わたしもこんなふうに極めていいんや」「わたしにもまだまだいけるよ」ってことかなぁと思いました。

 

 

自分の好きなことを極めるってけっこう大変なことだと思うんですよね。自分のことばっかりしてたら、「家のこと手伝ってよ」とか言われるし、「ちゃんとして」とかいろいろ言われるし、そういうのがあるとどこか遠慮してしまう。自分よりも周りの事優先してしまう。わたしは。

 

 

だから、わたしももっと好きなことやっていい、もっともっと自分のこと大事にしていいって、そういうことかなーって自分に都合良く考えてみました(笑)。

 

 

「憧れる」って、自分のどこかにもその人と同じ要素があるからこそ反応していると思うんですよね。例えば、わたしだったらIT企業の年収数千万の社長とか、へーすごいなーとは思いますけど全然心は動きません。よっしゃ、この社長目指すぜ☆とか一切なりません。それはわたしのなかにその要素がないから。

 

 

だから、憧れの人は、わたしにもそうなれるよってメッセージをくれてる。未来の自分というか、むしろ本来の自分を映し出してくれてる。

だって、憧れの人とわたしはすでに同じ要素を持ってるから。そうでないと憧れもそもそも抱かない。

 

憧れの人は、わたしを傷つけるために目の前に現れてるんじゃない。お前には無理だってことをわざわざ見せつけたくて現れてるんじゃない。わたしも、憧れの人みたいになれるよって、そういう可能性を秘めてるよって、身体はって教えてくれてるんや。だから大丈夫だよって言ってくれてるんや。

 

ま、でも憧れの存在に現時点で全然及ばないことには変わりないんですけどね。まぁ、それでもいいんです。だって、わたしはわたし以外になれないから。わたしは、どうやったって先生にはなれないし、なる必要もない。生きてきたプロセスも環境も時代も全然違う。今までのわたしの人生で起きた出来事が全部、今のわたしにとって必要で、なるようになってきたから。

 

わたしも、憧れの人のようになれるんやー、ってのんびり思っておきながら、自分の好きなことをやっていこうと思います。

 

 

わたしの先生に対する好き!(※恋愛でなく(笑))っていう気持ちの溢れた記事になりました!(笑) 気持ち悪いので誰も読まないよーに!!笑

だって本当に大好きなんです。笑 昨日も、先生に会ったときに大好きオーラを出したので気持ち悪がられたかもしれません。そうでないといいけどなー。

 

おしまい

大都会の秘境的存在。まさに天空の美術館。【絹谷幸二 天空美術館】

こんにちは、美和です。

 

ずっと行ってみたかった「絹谷幸二 天空美術館」に行ってきました(*´▽`*)♪

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天空美術館

「絹谷幸二 天空美術館」は、大阪梅田にあります。JR大阪駅からグランフロントを超えたところにある梅田スカイビルの27階にある美術館です。

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梅田スカイビルを下から見上げた図

梅田スカイビルといえば、空中庭園が有名です。有名なんで知ってはいたんですけど、行ったことないんですよね。空中庭園ってずっと、ビルの高いところに庭園とかお花畑みたいなものが広がってると思ってたんですけど、違ったみたいです(笑)景色を楽しむみたいですね。カップルで行くと良さそうですねー(棒読み)

 

その梅田スカイビルのなんと27階に「絹谷幸二 天空美術館」はあるのです。

 

その名の通り、絹谷幸二さんという画家の作品が展示されています。そしてこの美術館は2016年12月にできたばかりの新しいミュージアムです。

 

ちょうど行ったときは、開館一周年記念特別展示「歓喜あふれる時 歌・食・愛、そして藝術」(※2018年3月26日まで)が開催されていました!

 

絹谷幸二について

わたしが、絹谷幸二さんに興味を持ったのは、このNHKのドキュメンタリーを見たからなんです(*´ω`*)↓

www.nhk.or.jp

 

いいドキュメンタリーでしたわ( *´艸`)。o〇

 

絹谷幸二さんは、1943年に奈良県で生まれた洋画家。東京藝術大学で油絵を専攻し、のちにイタリアへ留学します。アフレスコ(壁画技法)を深められ、1997年には、長野冬季五輪のポスターの原画制作もされたり(知らんかった( ゚Д゚))、現在もご活躍されています。

作風は、イタリアっぽい陽気な色合いがなんとも心にすっと入ってくる感じで、描くモチーフも独特です。

 

実は、娘の香菜子さんも画家なんです。でも、作風はお父さんとは全然違い、墨を主に使って描く日本画家です。すっごく精緻に、動物を主なモチーフとして描かれることが多いようです。

 

そのお2人が、1つの絵を完成させるまでのドキュメンタリー。


20170930 NHKBSプレミアム告知動画

父と娘でありながらお互いに芸術家として、静かなぶつかり合いというか、 幸二さんが絵で仕掛けてくると、香菜子さんが懸命に自分の絵で応える…みたいな、真剣勝負の場であって、でもやっぱり親子だなぁみたいな、全くうまく言えませんが(苦笑)、最後には本当に素敵な作品が出来上がります。

 

真摯に何かに向き合う人の横顔ってこんなにりりしくて美しいものなのかと思いました。

 

このドキュメンタリーで制作された作品は、天空美術館には残念ながら展示はされていませんが、この美術館けっこう楽しかったですよ(*´ω`*)

大都市の秘境

 美術館のなかは、かなり空いてます。わたしが入館したときも、お客さんは私含めて2・3人ぐらいでしたから。めっちゃ落ち着いて見れます。

ちょっとしたアトラクションみたいで楽しい!

入館のときに受付で、なぜか3Dメガネをもらえます。

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なぜかというと、受付のすぐあとに3Dのコーナーに案内されます。

その3Dがめちゃくちゃ楽しかったんですよ!!(´゚д゚`)テンション上がりまくりました(笑)

 

絹谷幸二さんの絵の中に入れるっていうか絵の一部になれるっていう感じ。絹谷さんが実際に描いた風神雷神や龍が目の前に迫ってきて、目が合っちゃったり、自分自身が富士山のなかに飛び込んでしまったり…USJのアトラクションに乗ってるんかなって途中から思うくらい楽しかった(*´▽`*)

 

係の人が「何度でも見ていただけますよ~」って言ってて、気持ち的にはあと5回くらい見たかったんですけど、例のごとくひとりで来てたし、ほかのお客さんもほとんどいない状態だったので、なんか恥ずかしくてリピートできず(´Д⊂ヽ笑

 

このコーナーめっちゃおすすめです♪あんまり美術館では見られない新しい試みなんじゃないかな~と思います。3Dで酔う人以外は誰でも楽しめます(●´ω`●)

展示ゾーン

展示ゾーンは、「青」の展示空間と「赤」の展示空間に分かれています。

「青」の方には、絹谷さんが比較的お若いころに制作されたものが多いような気がします。留学されたイタリアを思い出を織り交ぜて描いている作品や、ヨーロッパをテーマにしたものが多く展示されていました。

「赤」のゾーンには、東洋を主題としたものが中心で、富士山を描いたものがいくつかあり、大阪城(だったかな?)を描いたものもありました。

 

どちらのゾーンの作品も、絹谷さん独特の色彩で大迫力でした。3Dの映像に出てきた作品が実際に見れて、楽しいですよ。

 

まさに天空

展示ブースの合間に、すっごくキレイな景色を見れるスペースがあります。さすが27階!眺めがいい!

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でっかい淀川が見えます。画質が悪いんで伝わらないですけど、実際はもっと気持ちいいくらいキレイです♪

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よどがわぁぁ~!

新海誠展」をみた後だったので、このきれいな景色を見ると、新海誠監督がなんかうまいことやったらすっごく美しい絵になるんじゃないかと鼻息が荒くなりました(笑) 

s-emi.hatenablog.com

 アトリエやカフェも

絹谷さんのアトリエもあって、運が良ければ制作されているところを見れるそうです。他にも、天空カフェといって、上に載せた写真のような眺めを見ながら休憩できるスペースもあります。

www.kinutani-tenku.jp

美術館全体としては、ビルの中に入っているので、そんなに大きくはありません。でも疲れずに見られるちょうどよいくらいの作品数だし、落ち着いてて、新しいので綺麗で、おしゃれで、なんといっても3Dコーナーがポイント高し★★★☆です(∩´∀`)∩

 

素敵な美術館見つけたな( *´艸`)

おしまい